我々のアートとは

絵や造形物に、自分そのものの感性(魂)がはっきり表現されたとき、心の内側から喜びが溢れてくる。
完全な自己満足の世界だけど、自分を表現するって面白い。
上手いか下手は関係なく、
自分を表現しきることがアートなのかな。

その作品を偶然見た人の心が揺さぶられることがある。
自分の感性が、誰かの感性を刺激するって、すごくない?
アートって伝染する。
ゴッホ、ピカソとか巨匠になると、何年も何十年も、人によっては何百年も見るものの心を揺さぶり続ける。
ただの紙に色がついただけなのに。
作者の想いっていうか、魂が乗っかっちゃってるのかな。
奇跡みたいな話だな。

作品を創ろうとすると、自分の心の感性に向き合う。
何が描きたい?
何が喜び?
なんて考えながら、絵を見た人の喜ぶ顔を想像しながら。
こうやって、自分に向き合うこと自体に価値がある気がしている。

行き先の見えない時代を生き抜くには、自分が本当に何をしたいのかを知る必要ある。
自分の魂の欲求に耳を傾ける必要がある。
アートに取り組むことで、自己理解が進み、行き先の見えない中でどこに進むかを考える力、選び取る勇気が育まれるんじゃないかな。
今の時代、アートが全ての人にとって必要なんだ。

僕を含む一般ピープルが目指したいのは、
後世に残す絵を描きましょうっていうのじゃなくて、
自分自身の心が揺さぶられる作品を創ること、
自分が自分を認め、受け入れ、自分のことを喜ばすことができたら、大きな自信になる。

そして、1人でもいいので、自分の作品で気持ちが動く人がいたとしたら、それは奇跡の出会い。
感性の出会い。
そんな奇跡を起こす力が僕たちには備わってる。
それを体験してみたい。
その体験を沢山の方と体験してみたい。

アートとは、
・自己表現。
・らしさの集合体。
・感性の表現。
・感性の交流。
・魂の発露。
・自分そのもの。
・いったん立ち止まって見る事。
・今の世の中に必要なこと。

自分らしければ、下手くそでもアート、
絵だけでなく、生き方、ファッション、仕事、アートはそこら中に存在している。

「これはアートか否か?」
そんな問いかけをしながら生きていけたら幸せです。

Natsuki